
ペルージャ観光の魅力|チョコレートの街とアッシジ、ウンブリアの世界遺産へ
イタリアの中部、ウンブリア州の州都ペルージャ。ここは、2000年以上前にエトルリア人が築きあげた街で、未だにその歴史を感じる建物が残っています。丘の上から眺めるウンブリアの景色には心癒やされ、夕日や夜の星など、自然があふれるウンブリアならではの風景の中、のびのびと過ごすことのできる街です。
ペルージャはどんな街?エトルリア人が築いた丘の上の街
ペルージャと言えば、1308年設立のペルージャ大学を擁する大学町、中田英寿選手が活躍した名門サッカーチームのホームタウンでその名前を知る方も多いでしょうか。
バーチチョコレートの故郷|ペルジーナとエウロチョコラート
「キス」という名の一口チョコレート、バーチ
他にも有名なものとしては、トンガリ帽子型のかわいらしい小さなチョコレート、「Baci(バーチ)」。このチョコレートを生んだPerugina(ペルジーナ社)がペルージャにあります。バーチはイタリア語でキスという意味。ヘーゼルナッツとチョコレートクリームが入った一口サイズのこのお菓子、名前も包装も可愛く、全世界で愛されていますね。
チョコレート祭りとジャズフェスティバルで熱気に包まれる街
そんなバーチチョコレートを始めとして、甘いもの好きにはたまらない、ヨーロッパ最大級のチョコレート祭り、“エウロチョコ“というイベントがあったり、ジャズフェスティバルの開催地でもあったりと、小さいながらも実は世界的に有名なものが詰まった街なんです。
普段はウンブリアらしいおだやかな時間が流れる街ですが、こうしたイベントが行われる時には、街が熱気で溢れかえります。
ペルージャ観光の見どころ|11月4日広場とサン・ピエトロ教会
街の中心・11月4日広場と大聖堂、プリオーリ宮
そんな街の中心には『11月4日広場 (Piazza IV Novembre)』や『サン・ピエトロ教会 (Basilica di San Pietro)』などの見どころも。広場の周りには大聖堂や噴水があり、街の人々の憩いの場になっています。大聖堂の美しい祭壇画やステンドグラスは必見ですし、大聖堂横のプリオーリ宮にはウンブリア派の絵画や寄木細工がみられます。こちらも見事としか言いようがありません。
イタリアで最も美しいとされる木製内陣席を持つサン・ピエトロ教会
サン・ピエトロ教会は、10世紀頃に建てられたゴシック様式の教会で、木製内陣席にある彫刻は、イタリアで最も美しいとも言われています。また全面フレスコ画や絵画で覆われている内部の壁も非常に美しく、ぜひとも訪れてほしい場所の一つです。
ペルージャ県の世界遺産|巡礼の街アッシジ
さて、ウンブリア州の州都であり県都でもあるペルージャですが、街としてのペルージャから少し広く視点を移し、ペルージャ県という範囲で見てみると、このエリアには世界遺産が2つ登録されています。そのうちの一つ、「アッシジ、フランチェスコ聖堂と関連修道施設群」はご存知の方も多いのではないでしょうか。ペルージャ県内にある59のコムーネのうちの一つ、アッシジを少し詳しく見てみましょう。
ここは、フランチェスコ会を創設した聖フランチェスコの出身地として知られ、カトリック信者のみならず、キリスト教の巡礼地としてたくさんの人々が訪れる場所でもあります。
街全体が観光スポットともいえるアッシジは、いつどこから見ても美しい聖フランチェスコ大聖堂をはじめ、聖ルフィーノ大聖堂、夕日の綺麗な聖キアラ大聖堂はもちろん、中世の街並みの至る所が絵になる見どころ満載。
アッシジへの行き方と春の祭典カレンディマッジョ
ペルージャから電車で20分|ローマ・フィレンツェからのアクセス
州都ペルージャから電車で20分、ローマやフィレンツェなどの都市からも2時間ほどで訪れることができるので、ちょっと中世の雰囲気を体験しに、観光の足を伸ばしてみるのにもオススメです。
アッシジ特有のピンクの石壁に囲まれた、石造りの町並みを散歩すれば、まるで中世にタイムスリップしたかのような気分になること間違いなし。
中世の衣装で街が彩られる伝統行事カレンディマッジョ
この町を代表する、歴史ある春の祭典『カレンディマッジョ(Calendimaggio)』を見れば、それにも納得いただけることでしょう。5月の最初の木曜から土曜の3日間にかけて開催される、アッシジ最大の伝統行事。街中の人が中世の衣装を身にまとい、パレードやダンス・旗振りなどの競技のほか、春の女王を決めるコンテストなどが行われます。イタリアの小さな街にはこうしたお祭りがよく見られますね。
サン・フランチェスコ聖堂とジョットの壁画
アッシジに来たならまずはサンフランチェスコ聖堂 (Basilica di San Francesco)へ。石造りの大聖堂の素晴らしさはさることながら、その内部にある壁画も忘れずに見ておきましょう。
28枚の連作「聖フランチェスコの生涯」は必見
中でも、ルネサンスの先駆けとなった巨匠、ジョットの「聖フランシスコの生涯」という28枚の壁画は圧巻です。
広場をぐるっと囲む回廊のベンチに腰掛けて、この聖なる大聖堂を眺めて一休み。聖フランチェスコの教えのとおり、平和で穏やかな時間の流れるこの町で、のんびり自然を感じながら過ごせたら心豊かになれそうな気がします。
もう一つの世界遺産とペルージャ県のコムーネ
ペルージャ県のもう一つの世界遺産は、「イタリアのロンゴバルド族:権勢の足跡 (568-774年) の一部 サン・サルヴァトーレ聖堂 (スポレート) クリトゥンノの小神殿 (カンペッロ・スル・クリトゥンノ)」。他にも、チッタ・ディ・カステッロ(Città di Castello)やフォリーニョ(Foligno)など、古い歴史をしのばせる場所がたくさんあります。まずは都市ペルージャを堪能したあとには、周辺のコムーネをめぐってみるのはいかがでしょうか。
イタリアの余韻を、食卓へ
オリーブ畑の広がる丘、中世の石畳、そしてチョコレートの甘い香り。ウンブリアの風土は、そのまま食卓の楽しみにもつながっています。ペルージャの旅に思いを馳せながら、ご家庭でもイタリアの奥行きに触れてみてください。
イタリア食材ベリッシモでは、ウンブリアをはじめ各地の風土と作り手の想いが感じられる品をご紹介しています。
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