イタリア中部アブルッツォ州の丘陵地帯で、様々な穀類を農薬を使わず育てているジャコモ・サントレーリ氏のレンズ豆は、水で洗ったり浸水させずにお使いいただけます。茹でたレンズ豆に、オリーブオイルを一振りかけて、お塩と胡椒をかける様なシンプルなお料理にもぴったり。またお肉の付け合わせや、スープ、カレーにも良く合います。コットンバックは通気性も良く、見栄えも素敵です。

スペアリブとレンズ豆のトマト煮込み
La storia di Casino di caprafico
アブルッツォ州キエ―ティ近郊、サントレーリ家は1700年代から代々続く農家です。先代ジョヴァンニまでは穀物とワインが中心でしたが、1980年代にエンジニアだったジャコモが跡を継いでから、オリーブオイルの生産を開始。
その後、得意先であったローマの食材店で見た「エンマ―小麦を食べると医者いらず」と書かれた古代ローマ二輪馬車の写真が忘れられず、当時はまだ一般的でなかったエンマ―小麦の料理法、特に栄養価に強く関心を持ちます。そして、近郊のローマ遺跡で有名な地方でエンマ―小麦が飼料として生産されていることを知り、自社の大半の土地をエンマ―小麦生産に転換。
現在は、地中海式食事法を推進する自社のコンセプトに沿い、オリーブオイル、そしてこのエンマ―小麦の他、古代大麦であるモンド種やイタリア中部伝統の豆類を栽培しています。