フランクのオイルは前回同様に日本に届いた時点で賞味期限切れ(2025.4月)での到着となっていることをあらかじめご了承ください(フラ~ンク、勘弁してくれええええ)。フランクに条件を出してもらいまして、価格はグッとお下げしております…。今回届いているのはムンジェベルのオイルで、10月末~11月中旬に収穫したサンベネデット、フラントイアーナ、カロレアの3種のオリーヴを低い温度で抽出。とてもまろやかで青さも感じられるようなキレイなオイルです!
自然派の造り手が手がける、エトナ山の希少オイル
「Frank Cornelissen / Olio Munjebel(フランク・コーネリッセン / オーリオ・ムンジェベル)」は、イタリア・シチリア島のエトナ山北部で生産される希少なエクストラバージンオリーブオイルです。自然との共生を重視するフランク・コーネリッセンの哲学が反映された、繊細で香り高いオイルとして知られています。
特徴と味わい
・使用品種:San Benedetto(サン・ベネデット)、Frantoiana(フラントイアーナ)、Carolea(カロレア)といった香り高い小粒のオリーブを使用しています。
・風味:比較的軽やかでエレガントな味わいが特徴です。収穫年によっては、独特のスモーキーさが感じられることもあります。
・香りの特徴:ペッパー、バター、ウッディなニュアンスがあり、料理に深みを加えるアクセントとして最適です。
生産地と製法
・産地:エトナ山の標高600〜1,000メートルに位置する畑で栽培されています。
・農法:自然の動きに従い、化学的・有機的・バイオダイナミックな処理を避ける「非介入主義」を実践しています。
・収穫と搾油:オリーブは手摘みで収穫され、同日に低温で圧搾されます。その後、濾過せずに瓶詰めされることで、豊かな風味が保たれます。
おすすめの使い方
・料理の仕上げに:サラダやグリル野菜、白身魚のカルパッチョなどに数滴垂らすことで、料理の風味を引き立てます。
・パンとの相性:焼きたてのパンにそのままつけて、オリーブオイルの純粋な味わいを楽しむのもおすすめです。
「Olio Munjebel」は、自然との調和を大切にするフランク・コーネリッセンの哲学が詰まった逸品です。料理に深みを加えるだけでなく、自然の恵みを感じられる特別なオリーブオイルとして、日々の食卓に彩りを添えてみてはいかがでしょうか。
Frank Cornelissen / フランク・コーネリッセン
フランク・コーネリッセンは、イタリア・シチリア島エトナ山北部、パッソピッシャーロにワイナリーを構える造り手。ベルギー出身で、もとはワインのインポーターやエージェントとして活躍していましたが、2001年に自身の理想を追い求めるため、エトナでブドウ栽培と醸造を開始しました。
エトナ山は、地中海最大の活火山として知られ、豊かな火山性土壌、乾燥した風、昼夜の寒暖差など、農薬に頼らない栽培に適した環境を備えています。フランクはこの地の自然条件と向き合いながら、極力人の手を加えず、自然の営みに寄り添う農法を実践しています。現在では24ヘクタールを超える畑を所有し、その一部でオリーヴの木も育てられています。
敷地内では、野生の草花や果樹、ミツバチが共生する、本来の生態系が息づく環境づくりが徹底されており、オリーヴの木もそうした自然循環の中で育まれています。オリーブオイルは、手摘みで収穫したオリーヴを即日搾油し、濾過を行わず瓶詰め。果実本来の風味が活きた、繊細でありながら奥行きのある味わいが特徴です。
ワインと同じく、「自然の真実をボトルに閉じ込めたい」という信念のもと、オリーブオイルづくりにも妥協はありません。火山の恵みを受けた、唯一無二の風味をぜひお楽しみください。