天然の力を、そのままに。
千年を超える命が宿る、野生オリーブオイルの恵み。
「MILLE(ミッレ)」は、イタリア・シチリア南東部に位置するイーブレイ山地(標高450m)の渓流沿いに自生する、樹齢数百年〜千年を超える野生オリーブの実から生まれた、極めて希少な高ポリフェノールのエキストラバージンオリーブオイルです。
一般的なオリーブ品種と異なり、これらの野生種は非常に小さく、1リットルのオイルを搾るのに約18kgの果実が必要とされるほど。商業的には見過ごされてきたこの野生オリーブを、クトレラ社が丁寧に手摘み・低温圧搾することで、抗酸化力と香味を最大限に活かしたオイルに仕上げました。
特徴1|高ポリフェノール × 天然ビタミンE
機能性食品としても注目される“食べる美容オイル”
MILLEは、天然の抗酸化物質(フェノール類)とビタミンEが非常に豊富。そのため、以下のような栄養機能性食品(ニュートラシューティカル)としての用途にも優れています。
・豆スープやグリル野菜に数滴かけて、風味と栄養価をプラス
・バルサミコ酢と合わせてディップにすれば、腸内環境サポートにも
・顔や体に直接使える保湿オイルとして、アンチエイジングや肌荒れ予防にも
特徴2|香りと味わい:未体験の“野生”の深み
・香り:刈りたての草、グリーンアーモンド、アザミ、野草、チコリ、ハーブなど、フレッシュで複雑なグリーンアロマ
・味わい:力強く、苦味と辛味がはっきり。ハーブとナッツの余韻が長く残る、野生オリーブならではの奥行き
特に植物性たんぱくとの相性が良く、豆類・根菜・全粒穀物との組み合わせに最適です。
特徴3|低温・無加水での圧搾
品質を守る最新の搾油技術「4.0テクノロジー」
クトレラ社では、果実のポテンシャルを最大限に活かすため、加水せず・低温(最大27℃)で搾油する「二相式連続圧搾システム」を採用しています。さらに独自開発したAI制御の製造プロセスにより、品種・熟度・収穫地ごとの違いに対応した“秘密のレシピ”でブレンド。野生オリーブの官能的特徴と機能性成分の両立を実現しています。
ベリッシモからのひとこと
自然そのものの強さと、手間を惜しまない職人技が交差する1本。
オーガニック志向の方や、日々の“質”にこだわる方にこそお試しいただきたいオイルです。
毎日のスプーン1杯に、自然の力を。
シチリアの大地が育んだ「野生のエキストラバージン」を、あなたの食卓へお届けします。
オリーブと野生オリーブの違いは何ですか?
野生で栽培されていないオリーブの木は、イタリア語で「オリヴァストロ(olivastro)」と呼ばれます。多くの場合、灌木のような姿をしていますが、樹齢を重ねたものは非常に大きくなることもあります。実はとても小さく、葉は尖っておらずやや鈍い印象です。これらの木は、オリーブの木が生育するあらゆる地域に自然と自生しており、シチリアでは特に渓流のほとりなどに多く見られます。
ミッレオイルが作られる野生オリーブは、どうやって見分けることができますか?
この木の幹は非常にねじれていることが多く、空洞がある場合もあります。樹皮は灰色で、若い木ではとても滑らかです。枝は多く、とくに若木には鋭いトゲが豊富についていることがあります。葉の色はセージグリーン系の緑色をしています。
ミッレ野生オリーブオイルには、どのような成分が含まれていますか?
野生オリーブから搾られるミッレ・エキストラヴァージンオリーブオイルは、一価不飽和脂肪酸を豊富に含んでおり、健康に対して有益で保護的な働きがあります。さらに、他のオイルと比較して、ステロール、トコフェロール(ビタミンE)、カロテノイド、ポリフェノールの含有量が高いのが特徴です。まさにこのために、風味はより苦味と辛味が強くなっています。これらの成分は、抗酸化作用があるとして科学界でも広く研究されています。
la filosofia di Frantoi Cutrera
親子代々1906年から続く家族経営の生産者です。2001年以来約170の賞を獲得。世界中のオイルを評価する『Flos Olei 2010』で世界第1位に輝いたのをはじめ、イタリアのミシュランガイドであるガンベロロッソ『Oli d'Italia』で10年連続最高賞を受賞し、その他最高品質のオリーブオイルコンテストでも数々の受賞歴があります。
シチリアの太陽、気候、土地の調和の取れたコラボレーションがFrantoi Cutreraのオイルの特徴であり、生産者の全ての情熱をかけた結果です。シチリアに対する彼らの愛と情熱により、今日でも伝統と革新のバランスをとることで、高品質のエキストラバージンオリーブオイルの生産に取り組むことで、世界中の有名レストランのシェフから高い支持を受けている生産者です。