合わせやすい直径1.8mmのパスタ
デュラム小麦の持つ優れた旨味を実感できます。日本の軟水で茹でても、コシがあり簡単にのびることはございません。パスタそのものが美味しいので食べ飽きることがなく、ソースを選びません。ちょうど良い塩加減で茹でれば、そのまま何もかけずに食べても、パスタ本来の美味しさを充分堪能できます。そこへオリーブオイルをかければ風味も増し、オイルのフレッシュかつフルーティーな香りを引き立ててくれます。さらに削りたてのパルミジャーノチーズをかけると、チーズの塩気と小麦の甘味が一段とアップし、ますます美味しくなってきます。シンプルながら、十分に美味しさを楽しめます。ブロンズ・ダイス仕上げで表面がざらついているため、ソースの絡み具合も抜群です。
The story of MANCINI
原材料は、すべて自社農場で栽培した小麦を100%使用。マルケ州モンテ・サン・ピエトランジェリに広がる自動車も近寄れないような畑ばかり続く丘の中にある農場では、通常3種類のデュラム小麦(サンカルロ種、アリオスト種、レヴァンテ種)が作られている。これらは収穫後、独自の配分割合でミックスされる。
小麦は農場内にある古い倉庫を改築した建物のエアコンディショニングされた部屋で管理される。これはきわめて重要で、こうすることによって化学物質を一切使わずに、小麦を1年以上ストックしておくことができる。小麦はその性質上、収穫後すぐに使わずに少々寝かせることによって味わいが増す。最終製品の味・品質はこうして守られることとなる。
最低4ヶ月以上の熟成期間を経た後、小麦は段階を追って挽かれ粉となって使われる。
丁寧に挽くことにより、デュラム小麦は非常に低い製粉歩合(55%)でリッチなフスマが得られる。
出来上がったセモリナ粉を伝統的なパスタ製法に基づいて水を加え、よく練り上げる。
ブロンズ製の整形ドラムを通すことにより、出来上がったパスタの表面は適度な粗さが加えられる。
この適度な粗さがパスタとソースの「絡み」をより良くしてくれる。
パスタが整形されたあとでもう一つ重要な工程それは乾燥工程である。45℃、約40時間という低温長時間乾燥で製造。パスタの形状によって異なるものの、大切なのはゆっくり乾燥させること。それにより、打ち立てのパスタ本来がもつ「香り」が失われるのを防ぎ、同時に独特の「コシ」をパスタに与えることができる。
このようにして。マンチーニ・パスタは多くの人を魅了し、ミシュラン星付きレストランでも認める品質となった。
袋を開ける際には、ぜひともイタリアの大地に育まれた小麦本来の「香り」を感じてほしい。