ミラノから日帰りでコモ湖へ【Viaggiamo Insieme! 07】

ミラノから列車で30分とアクセスの良い高級リゾート地コモ湖。スイスの国境に近く、山々に囲まれた美しい湖畔には王侯貴族が残した豪華なヴィッラ（別荘）が建ち並び、旅の途中に時間があればぜひ一度訪れていただきたい場所です。

チケットを買うのに30分ほど並びましたがようやく乗船

チェルノッビオの船着場

チェルノッビオの路地裏を散策

厳かな教会に突き当たりました

5つ星ホテルのVilla d’este

どこのヴィッラも素晴らしいです

コモの中心街から遊覧船に乗り、約10分ほどに位置するチェルノッビオ。この小さな街にはトラットリアやワインショップもあり、オシャレで静かな路地裏を散策して楽しめます。また、VILLA D’ESTEはコモ湖の中でも最も有名なヴィッラです。16世紀に時の枢機卿トロメオ・ガッリオによって建てられた美しい建物は広大な庭園があり、現在は5つ星ホテルとして利用されています。

洗練されたbarでカフェ

チェルノッビオの街中

黄金色の景色にうっとりします

コモの街に戻り、湖畔でアペリティーボを楽しむイタリア人たち

かつて貴族たちの避暑地として人気のあったコモ湖。夏場は観光客で賑わいますが、冬でも晴れていれば空気が澄んでとても快適です。今イタリアにいたら、すぐにでも訪れたいと思う場所です

燃えるように紅い空に出逢えました

文・写真／宇梶 由里子
1975年生まれ。大学卒業後、フランス家庭料理を学び、その後、旅行好きが高じてイタリア料理やタイ料理など様々な国の料理を身に付ける。フードアナリスト協会会員。2015年7月より母と共に自宅でイタリアン、フレンチの料理教室を開催している（現在会員制）。ホームページはこちらからどうぞ。