2023年産
ラヴィダ家の守り抜かれた果樹園から、
自然の恵みを凝縮したオリーブオイル。
シチリア島南西部アグリジェント県メンフィで250年に渡ってオリーブ農園を営むラヴィダ家が、家族の食卓のために代々大切に守ってきたレモン園の古木でできる果実を使って製品化したレモン・オリーブオイル。農薬や化学肥料を使わずに栽培したレモンを丸ごとオリーブと一緒に搾油することによってレモンの爽やかな香りをオリーブオイルにまとわせた贅沢な逸品です。
24時間以内収穫・コールドプレス・遠心分離法・ノンフィルターを満たしています。
◆オリーブ(ビアンコリッラ種)70%:レモン30%
ビアンコリッラの香り、レモンの爽やかな調べ。
料理にシチリアの風を運ぶ。
レモンの香りを活かすために選んだオリーブ品種はまろやかでくせのないオイルができる地品種ビアンコリッラ。柑橘の香りと微かなレモンの皮の苦みを伴ったレモン・オリーブオイルの心地よい余韻がサラダや温野菜、魚介のカルパッチョ、グリルやソテーなどさまざまな料理にシチリアのタッチを加えてくれます。さらにスモークサーモンやカジキの燻製などにも相性抜群。また醤油を数滴垂らして撹拌すれば豆腐や焼き魚などさまざまな和食と相性のいいソースに早変わりします。
La storia di RAVIDA
シチリアの風土を受け継ぐ、250年の歴史と情熱
トラパニ出身のラヴィダ家の歴史は14世紀までさかのぼります。この家系はシチリア王国の政府高官や聖職者が主でした。
アントニオ・ラヴィダは、ラヴィダのビジネスが成長する土台を築いた人物として称賛されています。彼は1770年代に、故郷のトラパニから小さな町メンフィに移り、若き貴族ファラ・フェランテッリと結婚しました。彼らは大規模なコルク、ブドウ、オリーブの生産農園であるラ・グラを持参婚資として受け取りました。アントニオ・ラヴィダはこの農園で農業を営み、250年以上続く家族の伝統を確立しました。
1986年、ニコロ・ラヴィダは世界各地で成功を収めたエンジニアとしてのキャリアを経て、ルーツに帰郷しました。「農業は私の情熱であり、私の血に宿るものです」と彼は語り、シチリアの故郷に戻り、高品質な栽培を追求することを決意しました。
RAVIDAでは、土地の生態系と文化遺産を保護するために持続可能な哲学を採用しています。これは、何世紀にもわたって先祖が使用してきた伝統的な生産技術と、生態系を最良に保護するために開発された持続可能な技術の両方を活用して実現しています。