トッローネは、はちみつと卵白を合わせ時間をかけて練った生地に、ナッツ等を加えて練り固めたイタリアの伝統菓子、いわゆるヌガーです。
イタリア・サルデーニャ島のトナラ村で1860年頃からトッローネを作り始め、高い評価を得ながらサルデーニャ島でも古い家族経営をしているプルネッドゥ家。
おいしさの秘密は、トッローネで使用するはちみつ。島全体が無農薬で守られている世界的に名高いサルデーニャ島産を使用しています。
はちみつは、花の種類はもちろん季節によっても味わいが変わります。プルネッドゥ家は島内のいくつかの養蜂家と契約し、その時に最良なはちみつを選び抜いて使用しています。
高品質なサルデーニャ産の貴重なはちみつのみで作られているのは、プルネッドゥ家の製品だけ。砂糖ではない、はちみつの素朴な甘味、後味もすっきりとした仕上がり。ヌガーの硬さも練り混ぜる加減次第で変わり、まさに職人技。お砂糖を使用していないのでヘルシーです。防腐剤・グルコースシロップ不使用。
60年代までは、はちみつと卵白を7から8時間、長い時間をかけて一定の方向に一定の速度で練り、そこへナッツを加えるという非常に労力を要する手法がとられていました。
1963年に機械化が進みましたが、ブルネッドゥの職人は古いレシピを大切にし忠実に従って伝統的な価値観と現代の利点を融合させました。
天然の原料(由来も把握)、先祖から受け継いだレシピ、伝統的な技術がブルネッドゥ家が大切にしている品質の考え方です。
サルデーニャのトナラでは、1614年以前からヌガーが作られていたようです。トッローネの発祥はアラブで、十四世紀の初頭にサルディニア島に伝わりました。
何世紀にもわたって作られておりトナラは最も有名なサルデーニャ産ヌガーの発祥地で、毎年、パスクア(イースター)のあくる日のパスクエッタにはトッローネ祭りが催されます。
また何年か前には世界一長いトッローネを作ってギネスに挑戦!というイベントも行われ、見事ギネスに認定されました。
食後のエスプレッソのお供にも最適なブルネッドゥ家のトッローネ、小振りなサイズも扱いやすいです。是非ご賞味ください。