Business Diary

イタリア買付け旅行記(2010年夏 6月27日〜7月11日 15日間の旅)

◆ 7月10日 「フィレンツェのお土産」

電車に乗り遅れることもなく、無事に着いたフィレンツェ。
真っ先に向かったのは、初めて訪れるウッフッツィ美術館でした。
ミケランジェロやボッティチェッリなど、ルネサンスを象徴する美術品の
宝庫ですが、これまで立ち寄ったことは皆無。

せっかく毎年フィレンツェを訪ねているのだから、たまにはこうした
超一流の芸術に触れて目の肥やしにしたいものです。
こちらも、他の美術館同様に長蛇の列に並ぶことが予想されるため、
旅行前にインターネットのサイトを調べて予約を敢行。
わずかな手数料で行列を尻目にすんなり入れて、時間が節約できます。

今回のお目当てはボッティチェリの大作「プリマヴェーラ(春)」でした。

ルーブルやヴァチカン美術館と違い、ウッフッツィは写真撮影厳禁。
フラッシュなしのデジカメだろうがなんだろうが、
一切許されない雰囲気でしたので、写真は一枚もございません。残念!

代わりにこの目にシッカリ記憶させていただきました。

ミケランジェロやボッティッチェリの息使いが聞こえてきそうな
ルネッサンスの街 それがフィレンツェ。

地名の由来はラテン語の「花の女神フローラの街」を意味する
「フロレンティア」に由来。街中にあるウフッツィ美術館に所蔵される
ボッテイッチェリの代表作「プリマヴェーラ」=「春」は西風の神
ゼェフェロスの風に乗って花の女神フローラがこの地に春を巻き散らかす。

まさに色とりどりの花の香りまで匂いたちそうなこの世の幸せを
たっぷりと情感豊かに描いています。
生きていることに幸せを感じるような、そんな絵なのです。

明暗が鮮やかに映し出された絵は、見る人をハッとさせる力があります。
考えつくされた配色、そして表情描写。感情をわしづかみにさせられる。
いろいろな背景、意味合いがこの絵にももちろんあるわけですが、
そういったものを知っていなくても、心を動かされるものが
名画には必ずあるのですね。

ひとしきりウッフッツィを楽しみ、そこから徒歩15分の中央市場へ。
今回のアグリを世話してくれたCONTIのお店に足を向けます。
相変わらず、大勢の観光客でにぎわうサンロレンツォ礼拝堂周辺。
テントの出店には様々なおみやげ物が売られて、少々胡散臭いのですが、
中にはキチンとしたお土産やさんもあるので、選択眼が必要かと。

たとえば、手袋のお店。
フィレンツェには確かMADOVAという有名な手袋やさんがありますが、
そんな有名店の半額または3分の一くらいの値段で、
上等なシルキータッチの柔らかい手袋を購入することができます

真夏にもかかわらず、手袋を専門に売る店があるというのも
さすが、フィレンツェだなぁと妙に感じ入ったりして(笑。

CONTIの店で主人のステファノ、そして息子のマニュエル、
奥様グラツィアとスタッフたち。一年ぶりの抱擁を交わしたあと、
「何か面白い食材はないかしら?」とばかりに物色してみます。

今回のオススメは、バルサミコ酢。モデナ産のものです。
店頭では4種類のバルサミコ酢が試食用にあけられていました。
試食してみて驚いたのは、値段以上のコストパフォーマンス。
12年以上熟成のトラディツィオナーレ・バルサミコは理想ですが、
「普段使い」には少々肩肘張ってしまうのも事実。

8年熟成、10年熟成のバルサミコ酢は添加物など一切使っておらず
それが何よりも魅力ではありますが、ワインヴィネガーを少々加えて
コンディメント(ドレッシング)として使いやすくなっているのです。
気軽な値段も手伝って、店頭ではかなり人気商品なのだとか。
サラリとドロリの中間的な感じでグーです。
カジュアルなトラディツィオナーレ・バルサミコ酢といったところ。

黒いバルサミコ酢だけでなく、白い(透き通った)バルサミコ酢も
ラインナップされていたので、味見してみました。
すると『おおっ! これは疲れが取れる!』といったお味。
適度な酸味と、わずかに感じられるぶどうの香り。
何かに使うというよりも、そのままスプーンでなめ続けたくなる
そんな感じの味わいです。

きっとこれらのカジュアル・バルサミコを使えば、
さまざまな料理のバリエーションが生まれるような気がします。

次に試食したオススメ食材は「トリュフ」。

それも、普通にトリュフを味わうのではなく、蜂蜜にたっぷりと
高価な白トリュフスライスを漬け込んだもの。
白トリュフはその香りと希少性ゆえに、大変な高値で取引される
食材。そのよい香りが乗り移って、蜂蜜の甘さと非常によくマッチ!

ではどうやって使うのか?というと・・・

ずばり、パルミジャーノチーズにつけて食すればよいのです。
パルミジャーノの深いミルキーな味と、この蜂蜜は絶妙な取り合わせ。
というよりも、世界最強のコンビかと思わせるほどの感動を味わえる。
独特なトリュフの香りは、甘い蜂蜜に実によく似合うのですね。

というわけで、今回ご紹介したバルサミコ酢、そしてトリュフ入り
蜂蜜は、この冬の到着予定で準備を開始することといたしました。

 
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ウッフッツィ美術館
 
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ウッフッツィ美術館からの眺め
 
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「プリマヴェーラ(春)」
 
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CONTIのショップ
 
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フィレンツェのマーケット
 
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真夏でも手袋の露店がズラリ…
 
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モデナ産のバルサミコ酢
 
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店内で色々と試食
 
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トリュフ入り「蜂蜜」と「塩」
 
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今冬には新商品が入荷予定!