イタリア 2006年買い付け旅行記8 イタリア食材専門通販ショップ ベリッシモ
Business Diary

イタリア買付け旅行記(2006年初夏 6月4日〜6月22日 16泊18日の旅)

6月10-11日(土・日) KABAB
 月曜日にミラノに降り立ち、トリノ〜ジェノヴァ〜フィレンツェと
 回ってきて、初めての週末を迎えました。
 通常なら、土曜日までキッチリ仕事をしています。
 食品、雑貨品、いろいろなものを貪欲に求め、
 足を棒にしながら歩き回ります。

 土曜の夜は再び荷づくろいをして、
 日曜日昼のフライトを使って、シチリア島へ!というパターン。

 しかし、今回はなぜかフィレンツェの日曜日も楽しんでしまえ!
 とややロングステイを決め込みました。
 理由は、この時期シチリアはすでに海水浴が始まっていて、
 日曜日の空港から市内への道路が結構混雑しているから。

 なーんて。ホントは少しサボリモードだったりして。

 昨日、ワインとオリーブのメーカー「アルトメーナ」に
 連れて行ってくれたCONTIの主人ステファノが、
 アレッツォの優雅なアグリ・ツーリズムの宿を
 紹介してくれました。フィレンツェからちょっと距離があるので、
 それは次回のお楽しみに!


 結局、中央駅近くのホテルを根城にして
 せいぜいフィエーゾレあたりでのんびり、と相なりました。

 フィエーゾレはフィレンツェからバスで30分と近いので
 日曜にゆっくりと。土曜日はフィレンツェ市内を
 久しぶりに散策してみることにしました。


 2年ぶりのフィレンツェ。何か発見があるかも〜!
 土曜の朝、まずはなかなか雰囲気のよいホテルの朝食を。
 メニュー自体はもう慣れっこになったお決まりパターンでしたが、
 開放的な窓から差し込む朝日や壁にかかったたくさんの絵が
 なごみ空間を演出しています。

 ホテルを出て、ドゥオモ方面に。
 すると、一目でそれとわかる新婚カップルが
 カメラマンを引き連れて、大衆が見守る中を歩いています。

 新婦は純白の長いウェディング・ドレス。
 エスコートする新郎もまた、モーニングで正装です。
 カメラマンはフィレンツェの町とともに、これから式に臨む
 カップルをたくさん撮影中。あとで編集してDVDにでも
 加工して渡すのでしょう。最近の定番ですよね!

 末永く、お幸せに!

 カップルたちを目で追いかけながら見つけたのが、
 ジェノヴァでもいただいたジェラート屋「GROM」フィレンツェ店。
 ちょうど暑い日ざしが照りつけ始めたころだったので、
 今日は、他の定番ジェラートよりもやや値段も高い、
 シチリア風カッサータに挑戦することにしました。

 カッサータは、リコッタチーズをベースにして
 アーモンド、ピスタチオ、それにキャンディード・
 オレンジピールで飾ったケーキ。それをジェラート仕立てに
 したものでした。うーん。カフェシチリアで食べるカッサータの
 勝ちかな〜?


 いつもイタリアンばかりじゃあつまらないので、
 たまにはジャンク・フードも試してみようと思いつきました。
 会社方針からは少し脱線するかも知れないけれど、
 これもまた勉強の一つ!

 ミラノ、トリノ、フィレンツェなどの大きな都市の繁華街で、
 やたら目に付くのが「KABAB」の看板です。
 何々?シシカバブ?ですかい?

 原宿や渋谷にかつて(今もか?)来ていたワゴン車の屋台で
 「スブラキ」というオリエンタルなハンバーガーを
 よく食べたものだけれど、それに近いものでは??
 と、勝手に想像していました。

 スブラキの場合、太い串に何枚も突き刺した薄肉の塊を
 グルグル回転させながら火であぶっていました。
 おそらく、何らかの下味がついているはずだけど、
 何の肉かは不明です。マトンか?トリか?

 余計な脂肪が溶けてしたたり落ち、頃合の焼き具合になると
 肉塊を側面から長い包丁でうすくそぎ落とすのです。
 肉の焼ける匂いとともに、視覚的にも、食欲そそられます。

 それを薄いピタパンみたいなパンに、トマト、野菜と一緒に
 はさみこんで出来上がり!ちょい辛めのサルサなんか付けて
 いただくと、これがなかなかの美味なのです。

 発見したKABABも同じような原理で、肉を焼いていました。
 しかし、電動式のカッターで「削る」ように肉をカットしてました。


 早速、メルカートの近くのお店で注文。

 まずビックリしたのはそのボリュームの多さ。
 肉が軽く150gくらい入っている模様です。
 その三分の一程度しか入っていなかったスブラキの場合、
 食べ終えると「もうちょっと多ければいいのになあ・・・!」
 という感じが残ったものでした(それが売る側の戦略か!?)

 ハッキリ言ってこれだけのボリュームがあれば
 下手な夕食代わりになってしまうほど、オトク感・大です。

 その味ですが、ちょっぴり大雑把。
 電動カッターでそぎ落とされた肉は「肉片」になってしまってるので、
 もうちょっと「ロースト肉の薄切り」的な感覚もほしかったです。
 お値段は1個4ユーロ。学生さんにとっては救世主でしょう。
 これはトルコの料理で、店員はバングラデシュ出身だそうです。


 さて、日曜はフィエーゾレに出かけました。
 中央駅前から出ている黄色い路線バスに乗り込みます。
 フィレンツェの市内から少し走ると、小高い丘の上に到着!

 終点でバスを降りれば、目の前に「サンフランチェスコ修道院」が。
 フィレンツェの町を見下ろす、絶好の展望台なのです。
 急な小道を歩けば、10分もすると目の前にパノラマが!
 ドゥオモとか、点のようにちっちゃいけれど
 きちんと判別できますよ。

 修道院の庭園の一角で絵葉書を買い求め、
 家族にゆっくりとメッセージを書いた後、アウトドア・ブランチ。

 移動式屋台では、サンドウイッチなどの軽いものから、
 本格的なステーキに至るまでバリエーションも豊富でした。
 もちろんワインにビールも頼めて、芝生に置かれたテーブルセットで
 ゆっくりと味わうことができるのです。

 この日も、若いカップルや家族連れがちらほらと。
 食事の後には、そのまま芝生の上に寝転んで
 いちゃいちゃするカップルだらけです。
 パノラマ風景以外、何もないところだけれど、
 妙に優雅な気分にさせてくれるサンデー・ブランチでした。


 おしまいは、100円ショップならぬ「99セントショップ」。
 これまた、ケバブのお店やメルカートから近い路地裏に
 派手な黄色とブルーの看板で目につきました。
 間口は狭く、規模は小さめですが、店内はもちろんオール99セント!

 なんでも揃っている日本の100円ショップと比べてはイケマセン。
 しかしながら、結構お客様は真剣に選んで買い物をしており、
 新しいこのビジネス・スタイルは受け入れられているようですね。

 購入したものと、その後の使用感などを。

 ・デジカメ用にアルカリ電池4本セット
  (フツーに使っていたら15分くらいで消耗した。サギだ〜!)

 ・トマト用ナイフ
  (薄いステンレス刃をTOMATOと文字で切り抜いてある。
   トマトを薄くスライスするのに、とっても重宝!!なかなかです)

 ・チーズ用ナイフ
  (トマト用と同じようにCHEESEと抜いてある。先っちょが二股に
  分かれていて、切ったチーズを刺せる。なかなかグー)


 今回は、雑貨品であまりめぼしいものは見つかりませんでした。
 が、絶対に買ってきて!と頼まれていたものは見つかりました。
 99セントショップではなく、食器店で購入してみました。
 それは、ペティナイフと、イタリアの地図が大きく描かれた
 コットン100%のテーブルクロス(小さめです)。

 前者は、フツーにイタリアのキッチンで使われている
 小さなナイフですが、とにかくよく切れるんです。
 料理の準備や、オレンジの皮むきまで、なんでもこなせる
 万能ナイフといっていいでしょう。しかもチープ!

 もう一つのテーブルクロス。イタリアの地図といっても
 単純に地名だけ記入したようなお堅いモノではありません。
 各地自慢のフルーツ地図だったり、パスタ地図だったりと
 そのバリエーションと色柄は、とってもイターリア!

 今までもこういうテーブルクロスは、
 イタリアフェアなどに出展の際に飾りとして使ったことが
 あったのですが、お客様から「食材もいいけど、コレもほしい!」
 とよくせがまれていました。

 よって、この秋開催のイタリアフェアでは、
 少しおすそ分けすることにいたしました。
 どうぞ、お楽しみに!



 (ベリッシモ店長・清水)
↑Congratulation!!
↑ワールドカップに合わせて、薄型ハイビジョンTVがかなり普及した模様です。これはカフェで中継していたイングランドの試合。
↑メルカート・チェントラーレ周辺に数軒あるKABABのお店(チェーン店らしい)。カウンター席のみ↓
↑ボリュームたっぷり!手軽なファストフードです。若者が支持。↓
↑フィエーゾレのバス終点
↑急な坂を上ると、修道院があります↓
↑フィレンツェのワイドパノラマ!下のはその拡大写真。左上に小さく見えるドーム型建物がドゥオモです。↓
↑二階の天井を取り払った新型観光バス。乗車券20ユーロ(3000円)!
↑オリジナルエプロン販売屋台
↑間口がハデでスグわかる99セントショップ。他の都市ではあまり見かけなかったなあ。

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