イタリア 2006年買い付け旅行記6 イタリア食材専門通販ショップ ベリッシモ
Business Diary

イタリア買付け旅行記(2006年初夏 6月4日〜6月22日 16泊18日の旅)

6月8日(木) ジェノヴァのファリナータ
 久々に感動した製品を見つけ、
 いざ!インペリアに出陣か?と一度は思ったけれど、
 まだ旅は続くし楽しみは後に取っておこう、と思い直しました。

 もしかしたら、このあとでもっといい製品が見つかるかも
 知れないし、いろいろと見て回って、旅の最後にでもまた
 訪ねればいいや。道中長いし・・・。なーんてね!

 ちょうど、痛いヒザの様子も気になっていたので、
 このあたりでアバウトな性格がモロに出てしまいましたね〜。
 結局、ジェノヴァ二日目は市内を散策しながら
 ネットカフェにでも入り浸ろう・・・と決めてしまいました。


 ホテルを出てぶらぶらしていて最初に見つけたのは「GROM」。
 最近増えつつある、ジェラートのチェーン店です。
 本拠地はトリノだとか?なのに、ワタシはジェノヴァで初めて
 発見してしまいました。小さな間口ながら、
 オシャレな店内・カップに盛られたジェラートは
 どれも手作り。一部は店内で作って見せています。

 この店は数年前、フィレンツェ在住のフードジャーナリストの
 池田愛美さんが、某有名雑誌で紹介していました。

 プレーンな「フィオール・ディ・ラッテ」と
 エスプレッソのジェラートは、暑いお昼時にピッタリ!
 ヘタをすれば「ハズレ」に出くわしてしまう事もよくある
 イタリアのジェラート屋さんだけれど、
 この店は安心して頼める味でした。


 部屋には電話回線があったけれど、
 ちと高速回線が恋しくなったのでネットカフェへGO!
 ホテルのフロントに教えてもらって訪ねたのは
 百貨店COINの2階に設けられたネット接続コーナー。

 ミラノで覚えたネットカフェ使用方法に従い、
 1時間あたり数ユーロを支払ってパスワードを購入。
 さっそく、昨日購入したジェノヴェーゼ・ペーストのメーカーを
 インターネットで検索してみることにしました。

 ほっほう〜。あったあった!
 フムフム。最寄の駅はやはりIMPERIAなのか・・・


 しばしネットサーフィンをしたあとは、
 これまたホテル近くの路地の奥にひっそりと位置する
 「MERCATO ORIENTALE」に出向いてみました。

 名前からして、さぞエキゾチックなものがあるのか??
 ここは海運王国ジェノヴァだし・・・

 なーんて思いつつ覗いてみると、
 なんてことはない、どの町でもみかける庶民のための
 オーソドックスな市場だったのです。内部には果物屋さん
 だけでも20店舗はあろうかという規模の大きさ。
 盛況です。

 フィレンツェの中央市場のように観光地化しておらず、
 地元のおば様たちで賑わっている、本来の市場でした。
 肉、野菜、魚、チーズとそれこそ無いものはない!
 どれも新鮮そうだし、値段が安いのが嬉しいですね。
 (といっても明朝、ジェノヴァを発つので見学のみ。)


 ジェノヴァ二日目の夜は、またASAMIさんがオススメする
 ローカルな郷土料理店に向かうことにしました。

 その店の名物は、「ファリナータ」!

 ジェノヴァ発祥の薄焼き料理のことで、主原料はひよこ豆。
 それを粉にしたものを水・オリーブオイル・塩で溶き、
 大きな丸い鉄板に流し込んだら、薪をくべた大きなカマドで
 焼き上げるというシロモノです。

 海辺方面に向かって歩く事15分。
 目指すお店は夜8時ですでに満席状態です。
 どう見ても、地元の常連客ばかりで一杯のこのお店、
 「スローフード・ガイドブック」にも毎年掲載されているようで、
 店の入り口にはしっかりとカタツムリのマークが!

 ということは、
 「消えていかないよう守るべき食材・料理」なんだろうか・・・
 店に入って見上げれば、うず高い薪の束が!
 これだけでも、なんだか嬉しくなりますね〜。


 手書きのメニューには、みみずのように解読不明な文字で
 プリモピアット 一律4ユーロ! の文字が躍っています。
 いかにも、大衆食堂のようなこのお店。
 ちなみに、ファリナータは前菜として食べるとのことです。


 はたして、出てきた「ファリナータ」は・・・


 見た目は、ちょっと厚めのクレープのような感じ。
 「焼く」というよりもどちらかといえば「揚げてある」感じです。
 外はカリッと、中はトローリとしていてなかなか美味!
 言われなければ、豆の粉とは気付かないかも。

 きっとこの料理、船乗りが船上で手軽に作れる料理では
 ないかとか思ってしまうほど、シンプルな料理でした。
 具も何もないので、きっとお金のないときは
 空腹を満たすのに格好のオヤツだったのでは?

 続いて、二晩連続でジェノヴェーゼのパスタを注文。
 普通、ジェノヴェーゼのパスタを食べるときは
 地元の人は細くて小さなねじりパスタで食すそうですが、
 この店のは「パッパルデッレ」。超幅広のパスタでした。
 パルミジャーノをたっぷりかけていただきました。

 ジェノヴァとも今夜でお別れです。


 (ベリッシモ店長・清水)
↑店がカッコイイGROM。味もグーです。カップで2ユーロ。↓
↑COINの2階にあるネットカフェ・コーナー。百貨店らしく清潔で料金もリーズナブルです。
↑メルカート・オリエンターレと内部。朝から夕方まで、営業してます。↓
↑憧れのアルファロメオ159スポーツ・ワゴンがすでに店頭を飾ってました
↑ANTICA OSTERIA DELLA FOCE
気のいいおしゃべりな主人↓
↑ファリナータとパッパルデッレ↓

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