イタリア 2005年買い付け旅行記5 イタリア食材専門通販ショップ ベリッシモ
Business Diary

イタリア買付け旅行記(2005年初夏 5月31日〜6月10日 10泊12日の旅)

6月2日(木) Aperitivo
 昨夜は初日から、アルバでボリュームたっぷりの食事。
 胃薬のおかげで、少し寝坊しながらも快適な朝を迎えました。

 Asti(アスティ)の町は、Albaから車で30分の距離。
 宿泊したホテルは町の中心部にあって、
 目指す電車の駅まで徒歩数分という近代的なホテルです。
 今回の小旅行はすべて電車移動なので、アクセスは重要かも。

 朝食に出されたカプチーノのカップ、
 昨夜と同じくどこからどうみても和食器!
 「○○焼き」という感じは、こちらの流行りなのかしらん??

 アスティといえばスプマンテ!
 日本でもすっかり有名ですよね〜。
 イタリア版シャンパンともいうべき甘口発砲ワインは
 キリっと冷やしていただくととっても美味です。

 ぶらぶらとアスティの町を散歩したけど、
 平日のはずなのに、なぜか店はみんなクローズド!
 町を歩く人ものんびりしているようです。



             ??????



 そっかあ!!!シマッタ。
 夕べ、アレッサンドロから確か聞いていたのだった。
 今日は国民の祝日(!)日本でいう「建国記念日」に
 あたるんだそうです。どうりでのんびりした空気!

 ジェノヴァ行きの電車に乗り込んでみると、
 ネクタイを締めたサラリーマンの姿はまったくなく、
 どうみてもお休みモードです。


 小一時間も自然の風景を眺めていたら、
 あっという間に、ジェノヴァに到着しました。意外と近いんだー!
 開放的な太陽の光あふれる風景が私を待っていました。


 まずはネットで予約したホテルへGO!
 なんせ初めての町なので、
 まずは今夜寝るところをしっかり確認した上で
 町に繰り出す事にします。


 ジェノヴァはあのコロンブスの出身地。
 中世時代にはヴェネツィアと覇権を競い合ったという
 歴史ある大都会(!)なのです。
 ここからみんな、船で外国を目指したのね〜。

 まーそのー。大都会といっても、
 数時間もあればほとんど歩ける距離。
 横浜や神戸のような港町です。
 市街地は港周辺に固まっていて、住宅地は丘の上。
 それもびっしりと山肌に建物が建っていて、壮観ですね。


 泊まったホテルはこれもまた駅から徒歩10分。
 あたりには歴史的建造物がたくさんです。
 豪華な宮殿の跡とか、オペラハウス。古いお寺。などなど。
 そしてそれらを縫うように張り巡らされた庶民の商店街!
 (個人的にこの裏道の商店街、好きです)


 なぜジェノヴァに来たのか?
 その答えは、「一度も来たことがなかったから」それと、もう一つ
 「ホンモノのジェノヴェーゼ・ペーストを食べてみたかったから」。

 4月からベリッシモに寄稿してくださっている
 ジェノヴァ在住のASAMIさんが紹介してくれた
 ジェノヴェーゼペーストに、やはり惹かれるものがあったのです。


 町を見渡せる丘の上を散策したあと、
 そのASAMIさんとコロンブスの生家前で待ち合わせ。
 彼女、ここから数分のところに住んでいるそうです。
 お互い初対面だけど、ケータイで連絡し合っているので
 あっという間にご対面!

 早速、彼女の案内で港方面に新しくできたテーマパークへ。
 休日らしく家族連れでごった返していて、
 ここは横浜の山下公園?と見紛うばかり。
 ちょっと一息、カフェでお茶を飲みつつ話を聞いてみました。

 今年の1月からジェノヴァに移ったという彼女、
 それまではロンドンに住んでいたそうです。
 そこでPC関係の勉強をしていたところ、ジェノヴァ出身の
 若くてカッコイイ彼と知り合い・・・!!!
 その彼が故郷で事業を起こすというので、
 くっついてきてしまったと言うわけです。


 イイですね〜!


 彼女もそうだけど、日本人は本当に国境を越えたね!
 昔なら珍しかったかもしれないけど、
 今ではこういう話、よく聞きます。
 本当に国際的になったもんだ。特に女性ね。


 そんな彼女と彼との会話はなんと英語。
 で、彼女は今、懸命にイタリア語を習っているとか。


 次に向かったのは、白黒の大理石を見事に組み合わせて
 建造された、古い寺院。
 ここで、ASAMIさん、ちょっとしたトラブル。

 入り口から並んで寺院の中に入ろうとしていたところ、
 彼女の後ろに並んでいたティーンエイジャーの女の子が、
 こともあろうにバッグの中に手を差し込んでいるではありませんか!

 すかさずASAMIさん、きっとにらんで
 「なにすんの?あんた今、バッグの中に手を入れたでしょ!」
 とイタリア語で切り替えします。

 事実だったのでしょう。女の子はくるりっと振り返って、
 バツが悪そうに、さっさと退散してしまいました。
 よかったよかった。事なきを得ました。

 「コソドロ」が多いイタリア。最近遭遇していなかったのだけど、
 こういうことがある限り、油断は禁物です。くわばらくわばら。
 体が接近する場所(観光スポット、電車の中、バスの中など)では
 本当に危ないです。知らないうちにチャックをジーッと
 開かれていますからね〜。大切なものはバッグの底に沈めて
 さらにチェーンとかで固定しておくくらい、用心しましょう。


 その後「博物館で日本の着物とか展示してるから見たい」という
 ASAMIさんの彼の希望で、博物館に一緒に行くということに。
 待ち合わせ場所に来たTシャツ姿の彼、とても英語が流暢です。
 聞けば、20代半ばにしてWEBデザイナーで稼いでいるとか。


 ジェノヴァと日本の交流は古く、街の中に日本の博物館が
 あるくらい。さすが、開かれた町ですね。
 日本のアニメはすっかり定着してるし、
 いまでは「オタク」という言葉も国際化。
 我々日本人は、誇りに思っていいですぞ!


 博物館でゆったりと過ごしたあとは、
 彼らと一緒に「アペリティーボ」を楽しむことにしました。
 

 「アペリティーボ」については、こちらをどうぞ。
 http://www.bellissimo.jp/bellissimo/report/asami/02.htm


 ま、要するに食事をする前のひととき、ハッピーアワーです。
 アペリティフを楽しむ時間帯、オツマミがたっぷり盛られる
 店を見つけると、超ベンリ!というわけです。
 ドリンクの代金だけ払えば、てんこ盛りでオツマミが!!!

 私「こういう有難い習慣は、日本にはないよね〜」
 彼「えっ???そうなの?」
 私「だって日本でやったらコスト倒れ確実だもん。」
 彼「それなら、ボクが日本でやってみせるよ!」
 私「・・・(WEBデザイナーじゃなかったの?)」


 そんな会話があったかどうか覚えていないけど、
 私たちにとって、ほとんどコレで食事代わりになったのは
 紛れもない事実でした(爆)。


 (ベリッシモ店長・清水良二)
↑どうみても日本の陶器。ホテルの朝食で出されたカプチーノ。
↑アスティの町の広場で。
↑ジェノヴァの港を見おろす丘には住宅がびっしり!眺めいいだろうなー。
↑町の中心部 白の館・赤の館付近。
↑これがコロンブスの生家です
↑港町だよね。ジェノヴァは。
↑ASAMIさんと。
↑総菜屋さんでも売られているジェノヴェーゼ・ペースト(ペストと呼ぶ)。
↑コレは日本にも輸入されている瓶詰めの高級ペスト。
↑コソドロ被害の現場になった寺院
↑日本でもたまに見かける、ハーブ入りのカクテル
↑アペリティーボに出てきた山盛りのオツマミ。というより軽食か?
↑裏通りの広場では誰もがみんな、アペリティーボを楽しみます
↑オペラ座前の噴水広場ではクラシックの野外演奏会(無料)が!ラッキー。(ただいま現地時間で夜9時半)

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